生理学 問題解説 2
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この生理学問題解説は週2回程度でUPしていきますので、
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生理学 問題解説2
第14回国家試験問題
問題 排尿反射について誤っている記述はどれか
1 中枢は脳幹にある
2 求心路は骨盤神経である
3 蓄尿時に陰部神経の活動は低下する
4 排尿時に下腹神経の活動は低下する
排尿反射とは、膀胱に尿が400mlぐらいたまると
膀胱におしっこがたっまて膨らむ
そのおしっこがたまったよという情報が骨盤神経求心路から
脳幹の排尿中枢に伝わり 尿意が高まる
排尿中枢は骨盤神経遠心路の活動を亢進させて
膀胱を収縮しておしっこを押し出す
そして、おしっこが外に出るには
膀胱の内栓である内尿道括約筋を緩める
同じく 外栓の外尿道括約筋を緩めて
はじめて排尿できる という反射です。
内尿道括約筋を動かす神経は下腹神経
外尿道括約筋を動かす神経は陰部神経
両神経とも活動を低下または消失させて、括約筋を
ゆるめることになる。
ちなみに外尿道括約筋を動かす神経は陰部神経は
体性運動神経なので、自分の意思
で外栓である外尿道括約筋しめたり緩めたりできる。
おもらししたらいけないからだ。
答え 3
問題文
①正しい
②正しい
③間違い 陰部神経の活動が亢進して外尿道括約筋を締めないと
もれてしっまって蓄尿できない
④正しい 下腹神経の活動が低下して 内尿道括約筋がゆるまないと
排尿できない