朝だけ断食実践はり師の  はらぺこで健康になろう

愛知県あま市 たんぽぽはり灸接骨院 院長 日比朋紀の朝だけ断食・はり治療・日常の雑感

体の栄養と心の栄養

いつも読んでいただきありがとうございます。

午後はトライデントの生理学フォローアップの授業です。

今日の内容はホルモン(内分泌)です。

 

治療院の午前の受付は11時半が最終です。

 

 

発病の仕組みを

 

気血から考えます。

 

血は食事です。

 

食習慣・生活習慣が悪いことで、気血のうちの

血が悪い状態で体をめぐることになります。

 

満腹が続くことで、排泄困難からの滞留便によって血が汚れます。汚れた血が体をめぐります。

それによって慢性炎症を引き起こします。

気は七情 人間の感情です。

 

怒り 喜び 驚き 思い 悲しみ 憂い 恐れ

 

この七つの感情が過ぎると

 

肝臓 心臓 脾臓 肺臓 腎臓

 

のそれぞれの気を傷つけることになります。

 

 

たとえば、怒りが過ぎて継続すると、肝臓の気が乱れます。

 

臓腑の気が損傷して

 

経絡・臓腑病症が表れることになります。

 

現代医学的には感情が変化するストレスの継続によって

赤血球が変形するようです。

変形した赤血球が体をめぐるうちに慢性炎症を引き起こします。

 

食事にも健康にも気を使っていたのに何で私ががんになるの・・・

 

というような方は長年の感情を伴うストレスによる

赤血球の変形による血の悪化だと思われます。

 

 

発病のベースには気血の悪化があると考えます。

 

血の食習慣は患者さん本人の意識の改善でもあります。

 

気は、感情の悪化を伴うストレスを解消すること。

(カウンセリングによって、無意識の行動パターン・思考パターンを

自分が知ることから始まります。)

 

東洋医学的治療は、臓腑の失調を改善すること。

 

気血の改善には

 

体の栄養(食事による栄養)

心への栄養(わらったり、美しいものに感動したり、感謝したり)

が重要です。

 

食べ物に気を使うのは、添加物とか、産地とかわかりやすいですが、

目から入ってくる、テレビの内容が不快とか、いじめ的なお笑いとか、

意外と無防備に心に入ってきます。

美しいものきれいなものに感動したり、

思わず微笑んでしまう、絵や本など意識して

見ていくことです。

 

今日も暑いですが、お体に気をつけて・・・