朝だけ断食実践はり師の  はらぺこで健康になろう

愛知県あま市 たんぽぽはり灸接骨院 院長 日比朋紀の朝だけ断食・はり治療・日常の雑感

舌を見て自分の体を知る

いつも読んでいただきありがとうございます。

今日は午後からトライデントの鍼灸科の前期最後のフォローアップ授業です。

期末テストも終わって、生徒さんはつかぬ間のお休みです。

ぜひリフレッシュしてください。

 

今日は舌のお話し

 

舌は体の状態をよく表わしています。

中医学でも舌診といって舌の状態で診断する人もいるくらいで

体の情報の宝庫です。

 

舌を見るポイントは形・大きさ・色・舌苔(ぜったい)です。

 

舌をべーっと出して見てください。

周囲に歯形がついている場合

舌がむくんで歯形がついています。

胃腸の虚弱から来る場合と、腎臓からの場合がありますが。

腎臓の場合は排尿障害、尿の出が悪い、顔色が黒い

などの症状が現れています。

 

加齢により体の水分が減少して、

舌に亀裂が入っている場合があります

ほとんど潤い不足ですが、若い方の場合は虚弱体質や心身の過労です。

 

健康な人の舌はピンク色です。

赤みを帯びている人は体に熱がこもり、

水分が不足している状態です。

エネルギーの過剰からくる心の興奮や、

肺感染症などの実熱では

舌の先端の赤みが特に濃くなり。

体の衰弱から来る虚熱は舌苔が少ないか

ほとんどありません。

 

舌が白っぽいのは

貧血傾向、疲れやすい、立ちくらみ、動悸、息切れ

など虚弱体質です。

 

舌が紫色を帯びている

爪もそうでしたが、血液が老廃物で汚れていたり、

高コレステロールなどで、血液粘度があがっていたり

俗に言うドロドロ血になってます。

舌が紫の人は、肩こり、生理痛など慢性のこりや痛みを

ともなう人が多いです。

 

毎日、自分の舌をべーっとみていると変化の違いが

わかってきます。

爪とともに見る習慣をつけるといいです。

僕の舌は、周囲に歯形がくっきりついていました。

水分の取り過ぎと胃腸が弱ってる感じです。