爪は健康のバロメーター
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は爪のお話しです。
爪は半透明で硬いので、骨の一部と勘違いしがちですが、
ケラチンというタンパク質のかたまりなので、成分からすると
皮膚、筋肉が角化したと考えられます。
1日に0.15mm、1ヶ月で3~4mm強のびます。
根元には半月状の白い部分があり、
新しい爪はここで作られます。
以前書きましたが、この白い部分がない人とは体力の低下です。
爪がピンク色をしているのは、
爪の下を流れる血液がきれいな証です。
紫や黒色をおびているなら、血液は汚れてどろどろしています。
白っぽいなら貧血傾向、爪表面が白濁して見えるなら
肝臓の働きが悪いなどが考えられます。
爪に縦筋が入るのは、一種の老化で顔のしわと同じです。
無理なダイエットなどで栄養状態が悪いときにはいる場合もあります。
3~4歳の子供の場合は急速な成長で入る場合があるので
老化は関係ありません。
爪に横筋が入る場合は、貧血、重度の栄養障害、高熱、病気、炎症など
過去に体に起こった不調を表します。
約4~5ヶ月でうまれかわりますので、
根元から2、3ミリは1ヶ月ほど前、真ん中ぐらいなら
2ヶ月ほど前の体の不調です。
爪の色や質が体の健康状態を反映しています。