生理学問題解説7
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日も暑くなりますね。
熱中症にはほんとにお気をつけください。
木曜日は生理学問題解説です。
昨日のフォローアップ授業は 生殖 成長 老化でした。
女性の性周期には 卵巣と子宮内膜と見る場所によって違いますので、
再度確認しください。
ホルモン分泌は
①卵胞からエストロジェン→②エストロジェンの血中濃度アップ
→③視床下部で②を感知 LHサージ→④排卵→⑤黄体からプロジェステロン
→⑥ ⑤の分泌低下により子宮内膜を維持できなくなる→月経 という流れです。
問題解説
妊娠中に分泌が抑制されるホルモンはどれか。
1.プロゲステロン
2.黄体形成ホルモン
3.プロラクチン
4.エストロゲン
1 妊娠によって黄体は妊娠黄体になってプロジェステロンを分泌する
2 プロジェステロンの血中濃度が高い間は、下垂体前葉のLH(黄体形成ホルモン)の
分泌が抑えられて、次の排卵は起こらず、月経は停止する
3 乳腺刺激ホルモンとも呼ばれ、乳腺を発育
排卵を抑制する(プロラクチンはLHとFSHの分泌を抑制するため)
出産後は急激に増加して乳汁の産生分泌
授乳によってプロラクチン分泌が継続する
4 胎盤から分泌される
答え ②