子宮頚がんワクチンって
いつも読んでいただきありがとうございます。
きょうはワクチンについてのお話です。
最近ですと子宮頚がんワクチン 公費負担について
広く議論されています。全国的に公費負担になったとしても
このワクチンに関しては
摂取すれば予防が万全というわけではありませんし
副作用に関する情報などをあわせて親が総合的に考える必要があります。
以下THINKERというさいとから、ワクチンにつて抜粋します。
子宮頚がんの原因ウィルスとされる
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、
パピローマウイルス科に属するウイルスの一種で、
現在確認されているだけでも約200種類あります。
このウイルスは、大きく2種類に分けられます。
皮膚に感染する上皮型と粘膜に感染する粘膜型です。
この粘膜型のうち、発がん性の高い15種類が、
子宮頸がんの原因とされています。
具体的に示すと、
HPV16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68,73,82
,(ときに26,53,66)
型です。
実際には、これらの発がん性HPVに感染しても
90%以上は、免疫により体内から自然に消失するため、
子宮頸がんに進展するのは、約0、1~0、15%とごくわずかです。
また、子宮頸がんになるまでには通常、
数年~十数年かかると推測されています。
これは普段から免疫力を低下させないことと定期健診の重要性を意味します。
現在、日本で接種できる子宮頸がんの予防ワクチンには、
16型と18型の2つのHPVに対して感染予防効果を持つものと、
6型、11型、16型、18型の4つのHPVに対して感染予防効果を持つものがあります。
原因ウィルス15種類のうち 4種類しか予防効果がありません
(これを4種類しかとみるか、4種類だけでも予防できれがいいと考えるか、
判断に迷うところです。)
特筆すべき点は、日本人の子宮頸がんの原因はHPV 52・58型が比較的多く、
HPV16・18型は全体の約60%ということです。
そのためHPV16・18型予防に製造された輸入ワクチンは、
日本人には予防効果がさらに限定的であるということです。
(HPV52・58型に対する予防効果は10%程度)
全ての発がん性HPVの感染を防げるものではありません。
製造元の英・グラクソ・スミスクライ)ン社によれば、
「予防効果がどのくらい続くのか」
「追加接種が必要か」については、まだ不明とのことです。
同社は、「半年に3回の接種で、最長で6.4年間くらいは、
HPVの感染を防ぐのに十分な量の抗体ができる」としています。
「ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と製薬会社もはっきりと述べています。
考慮すべきは、ワクチン接種に対する副作用です。
すべてのワクチン接種には、死亡例を含む副反応があります。
副作用のりすくと予防の効果 しっかり把握しておく必要があります。
安易に、公費負担になったからと理由だけで決めてはいけないということです。