暑い日に、体は・・・
いつも読んでいただきありがとうございます。
昨日のありがとう実験は、3353回です。
どんな結果になるか、お楽しみに。
今日は午後からトライデントの基礎生理学のフォローアップ授業です。
体温調節の話です。
今日のように暑いとき、体はどう対処するのか
まず、汗をだして、体の熱を逃がします。
皮膚の血管を拡張させて、これまた体の熱を外に放熱します。
下垂体というところから(厳密に言うと下垂体後葉)からバゾプレッシン
というホルモンが出て、そのホルモンが腎臓で働いて(腎臓の集合管で)
腎臓でろ過される予定だった水分を再吸収します。
そうするとおしっこの量が減ります。
腎臓の上にちょこっとついてる、副腎からはアルドステロン
というホルモンが出て、これも腎臓の集合管からナトリウムを再吸収します。
汗からの水分と塩分を補う目的です。
再吸収というのは、おしっこの源尿からもう一度必要なものを吸収
することです。
のどが渇いて、水分補給したり、
熱を作り出さないように
食欲不振になったり運動量を減らします。
食事や運動は熱を作りますからね。
人間の体のしくみは驚きです。