朝だけ断食実践はり師の  はらぺこで健康になろう

愛知県あま市 たんぽぽはり灸接骨院 院長 日比朋紀の朝だけ断食・はり治療・日常の雑感

東洋医学のはなし 11 肺タイプの陽タイプ

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

今日は朝からのどが痛く、久しぶりに風邪地味です。

こんなときは、いつも置き薬屋さんの、のむ葛根湯を飲んで、

人差し指と親指の爪のはえ際にあるツボ(井穴・セイケツ)に刺絡という手法のはりをします。

指なので自分でもできるんです。 だいたいこれで何とかなってます。

 

今日は五行の個性の4つ目肺タイプの中の陽タイプです。

 

肺タイプの陽タイプ(肺実証)

 

肺実証の人は、一般に色白で太っています。

胃腸が割合丈夫です。

感受性が強く情緒面も豊です。

人には柔軟で親切丁寧に接しますが、めったに自分の意思や

感情を表しません。

理性的で情には心を動かさないので一見冷淡に見られがちです。

 

実行力があり強気なところも目立ちますが

実際には、内面的ですべてに対して合理的に考え

繊細でデリケートな面も持っていて

細かいところに気を配るタイプです。

 

外見にはこだわらないようで、実は繊細几帳面、

神経が行き過ぎて、融通に欠けます。

 

病的肺実証

 

病的に肺実証が進んだ人は

呼吸が短く肌が乾いてかさついてきます。

肺の気が亢進してきた人は、悲観的に物事を考えるようになり

根気にかけ、懐疑的内向的な性格になってきます。

仕事を遂行遂行する気魄に乏しくなり、万事受け身の態度となって

人によってはうつ傾向になります。

 

しかし、肺タイプの人の特徴である、孤独に強い面を持っていますから。

一人で思案を巡らし、苦境を脱する人も多いです。

 

精神疾患、循環器疾患に注意が必要です。

 

(参考物件 五行運命力学 経絡治療講和)