東洋医学のはなし 10 肺タイプの個性
いつも読んでいただきありがとうございます。
梅雨にはいりましたね、じめじめした季節からか腰痛の患者さんが増えています。
東洋医学的にも湿邪は腰、足に腫れや痛みをもたらします。
お酒も湿邪になりますので、飲みすぎ食べすぎには注意しましょう。
脾・胃が疲労しているときは湿邪にやられやすいです。
今回は五行の体質の4つ目 肺タイプです。
肺と大腸は表裏一体となって、吸入・排気 水分吸収・排泄をつかさどります。
一般に肺の発達している人は、胸郭がひろく、鼻翼が張り頬骨のはった
脂肪質または筋肉質の人が多いです。
実行力があり、社交的で理想を追い求める理想主義者側面と、
山海などの大自然に挑戦したり、
術的なものや美的なものに憧れと関心を抱くところもあります。
物事を自主的に行うときは実行力と気概を見せますが、
人の指図や命令で動くことを極端に嫌う面もあります。
人前ではあまり意思や感情を表さず柔軟に接しますが、
物の考え方は合理的で複雑な人間関係や情に煩わされることはありません。
周囲からは好感をもたれますが、人に煩わされるのが嫌いなので、
深い付き合いまでいたらず友人関係も限られてきます。
(参考文献 五行運命力学)