東洋医学のはなし ９ 脾タイプの陰タイプ

いつも読んでいただきありがとうございます。

昨日のミスチルのライブ、パワーもらいました。

久しぶりに大声出しすぎてあごがはずれるかと思いましたが、あぶないあぶない・・・

桜井さんもMCで「１０年前はワイルドだったぜー」とスギちゃんののりで大爆笑でした。

約３時間歌って走って全力の桜井さんのパワーもすごいですが、

しかし、ある意味すぎちゃんのネタもすごいですね。

ぼくは日ごろの運動不足が深刻で、最後は腰とあごと、手首が壊滅寸前でした。

ということで

五行の体質の３つ目の脾タイプのもうウひとつです。

脾というのは消化吸収の機能全般をつかさどります。

脾タイプの陰タイプの人の個性

脾タイプの陰（虚証）タイプの人は顔色が黄味がかって、

はれぼったい感じがします。

皮膚や唇に光沢がありません。手の親指の付け根のふくらみに赤味が薄く。

夏でも汗の出方が少なく、神経質そうな胃下垂の細身タイプです。

脾虚証の人は外観通り神経質で些細なことまで気を配り、

きれい好き潔癖症です。

表面は穏やかで人当たりはいいのですが、内面では人と

妥協することを拒みます。

機敏な行動力に欠けますが、しかし器用で意思は強く、

行動に移すまでは容易ではありませんが、

一度定めた目標は几帳面にこつこつとやり通す忍耐強さがあります。

研究心も旺盛で、秩序や伝統を重んじ

堅実な保守型です。

何かに遭遇した場合でも、内心では驚いたり神経過敏になっているにもかかわらず、

めったに顔に出さないので落ち着いた冷静な人に見られます。

病的脾虚証

病的に脾虚証が進んだ人は脂肪が着いていないため見るからに細々として

力がないようなタイプです。唇の色も赤よりも暗赤です。

食も細く倦怠感あって、仕事にも根気が続かず、

気分も不安定で飽きっぽく物思いに沈む傾向があります。

動作が緩慢なので重大な局面では放棄してしまいがち、

特に湿度の高い時期には全く元気がありません。

顔が黄色で胃腸が弱い人が多いです。

呼吸器疾患には注意が必要です。

病的に脾虚証が進んでいるので脾気を補うための治療をしていくことになります。

脾気を補うことで上記の病的脾虚証の各症状を改善させたり

呼吸器疾患の未病を治す（予防するということ）ことになります。

（参考文献　五行運命力学　経絡治療講話）