東洋医学のはなし 3 肝の陰タイプ
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は穏やかないいてんきです。
にわか雨がふるのは北海道、東北、四国で一時的だそうです。
今日のお話は、昨日の続きの肝(家の奥さんは「きもタイプ」といってましたが、かんといいます。)タイプの陰タイプ
肝タイプの陰タイプ(東洋医学では肝虚証といいます。)の人の個性は
顔色特に眉間中央の印堂というツボのあたりがつやのない青味がかっていて、
爪の気色も優れない細身の筋肉質タイプで神経質なところがあります。
視力も弱いところがあるので早くからメガネをかける人も多いです。
肝虚証の人は豊かな想像力、創作力、旺盛な研究心など物事に対する熱心さ
もっているので、文学や技術的な分野で成功している人が多くいます。
しかし細かいところまでよく気がついて絶えず忙しく働くため
生活は不規則になりがちで、健康には気を配るのですが、
れやすく取り越し苦労をよくします。
社会性はあるようで、反面心は開こうとはしません。
ちょっとした事から
不安感や猜疑心をいだいたり、気分が減退したりして
粘りに欠けもう少しのところで頑張りがきかないところがあります。。
肝臓の虚証が病的に進んだ人は
病的に臆病になり、外的拘束を嫌い、自己不安感で何時もビクビクして話し方も力が弱く
自分の欲望や防衛ばかりに気をとられます。
何事も根気が続かず疲れやすく
些細なことに気を病みます。あれこれ心であせっても実行が苦になるので、一層苛立ってきます。
食欲もなく寒がりで、たまに立ちくらみ、目がかすんだり、頭が重かったり
筋肉の痛みを訴えたりします。神経過敏から不眠症になる人もいます。
(参照 五行運命力学 東洋医学の理法)