朝だけ断食実践はり師の  はらぺこで健康になろう

愛知県あま市 たんぽぽはり灸接骨院 院長 日比朋紀の朝だけ断食・はり治療・日常の雑感

こんなはり治療をしています。

今日はいい天気で気持ちいいですね。

以前、僕が使用しているはりをご紹介しましたが、今回は治療の考え方です。
僕が行っている全身の気の滞りを解消するはり治療(本治通気はり)の場合、もちろん東洋医学の考え方ですが、簡単に言うと
患者さんの脈状、前腕部の状態、お腹の状態、背骨上や背部の状態をみて気が滞っている部位を確定します。
前腕部に関しては、人も自然に調和していないといけないという考えから、今の季節にあった状態かを確認します。
例えば、皮膚につやがあるか、筋肉に弾力があるかなどです。 例えばら夏には芽を出した植物は成長していきます。
その時期に人も自然の一部ですから筋肉に弾力がなく硬く萎えていたら夏の筋肉の状態ではないということです。
春に芽を出し、夏に成長し、秋に葉を落とし余分なものをそぎ落とし、冬に種子に結実させ、また春に備える。人の精神・肉体もおおまかにそんな
繰り返しで年を重ねていきます。その年による変動は運気論」といいます。
お腹の場合は、五臓(肝、心、脾、肺、腎)の気の滞りをみています。
背骨上の気の滞りは大地のエネルギー循環させるためにとらなければなりません。

治療後に皮膚のつやがでる、お腹に弾力がでる、背骨の際の硬さがほぐれるなどの所見があればOKです。